海外旅行の計画で意外と後回しにされがちなのが、パスポートの確認・申請です。残存有効期間の確認から、オンライン申請の流れ、2026年7月の手数料改定まで整理します。
この記事の結論
- 2025年3月から全都道府県でオンライン申請に対応。新規・切替・記載事項変更のすべてに利用できます。
- オンライン申請では戸籍情報がシステム連携され、戸籍謄本の提出が原則不要になりました。
- 残存有効期間が1年未満になったら切替申請が可能。余白ページが見開き3ページ以下になった場合も更新できます。
- 2026年7月1日から手数料が改定され、10年旅券(18歳以上)はオンライン申請で8,900円、窓口申請で9,300円です。
この記事はこれから海外旅行に行く・パスポートの残存期間が気になる人向けです。旅行前の確認事項全体は旅行の計画で最初に決めておきたい基本ガイドを参照してください。
まず残存有効期間を確認する
渡航先の国によっては、パスポートの残存有効期間が一定日数(3か月・6か月など)に満たないと入国を拒否されることがあります。基準は国によって異なるため、渡航前に必ず外務省や渡航先大使館の最新情報を確認しましょう。残存期間が1年未満になった時点で、切替申請が可能になります。
切替・更新ができるタイミング
| ケース | 切替申請の可否 |
|---|---|
| 残存有効期間が1年未満 | 切替申請できる |
| 査証欄の余白が見開き3ページ以下 | 切替申請できる |
| 氏名・本籍地都道府県に変更がある | 切替(記載事項変更)が必要 |
オンライン申請の流れ
2025年3月24日から、全都道府県でパスポートのオンライン申請が可能になりました。新規・切替・記載事項変更のすべてに対応しています。
- ①マイナポータル等から必要情報を入力し、写真をアップロードする
- ②戸籍情報がシステム連携されるため、紙の戸籍謄本を取得・提出する必要がない
- ③手数料をオンラインで納付する
- ④交付は窓口で受け取る(本人確認のため、受け取りは原則本人が窓口へ)
費用(2026年7月改定後)
| 種類 | 電子申請 | 窓口申請 |
|---|---|---|
| 10年旅券(18歳以上) | 8,900円 | 9,300円 |
交付までの期間
2026年7月以降の申請では、交付まで通常の約2〜3週間から、3週間〜1か月程度かかる見込みとされています。旅行の予約前、余裕を持って申請しておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. オンライン申請でも窓口に行く必要はありますか?
A. はい。申請自体はオンラインで完結しますが、パスポートの受け取りは本人が窓口へ行く必要があります。
Q. 残存期間が1年以上あっても切替できますか?
A. 原則、残存有効期間が1年未満になるか、査証欄の余白が見開き3ページ以下にならないと切替申請の対象にはなりません。該当しない場合は有効期間の満了を待つか、新規発給の扱いとなります。
Q. 子どものパスポートも同じ手数料ですか?
A. いいえ。年齢や有効期間(5年・10年)によって手数料は異なります。18歳未満は10年旅券を取得できないなど条件もあるため、外務省の公式情報で確認してください。
まとめ:残存期間の確認から、余裕を持った申請を
パスポートは残存有効期間の確認から始め、該当すればオンラインで切替申請ができます。2026年7月の手数料改定や交付期間の変化もあるため、渡航が決まったら早めに準備しましょう。
主な参照元:外務省(パスポートのオンライン申請、手数料改定)。制度・金額は2026年9月時点で確認したものです。最新の手数料・必要書類・交付期間は外務省の公式サイトで必ずご確認ください。
